足首の歪み 回外偏

こんにちは健優館横須賀整体術の橋爪です
足首の歪みについてお客様からの質問にお答えします


【足首の歪み 回外 回内】
足首の回外(かいがい)=外側に傾く動きが強い、いわゆる過回外の状態では、体の一部の筋肉が過剰に働きすぎ(頑張り筋)逆にうまく使えていない筋肉(さぼり筋)が存在します。


この筋バランスの崩れが、足首の歪みや膝・腰への負担、怪我の原因になります。


 回外に関係する筋肉のバランス
頑張り筋(過剰に働きがち)
■ 後脛骨筋(こうけいこつきん) ■ 母趾外転筋 ■ 長母趾屈筋・長趾屈筋
足の内側・アーチを保とうと頑張りすぎて緊張が強くなる


さぼり筋(うまく使えていない)
■ 腓骨筋群(特に短腓骨筋) ■ 中殿筋 ■ 小臀筋・大腿筋膜張筋
外側の安定に関与するが、機能低下で外側荷重に耐えられず足が外に傾く 


起きていることのイメージ
足の内側が頑張りすぎて  足裏が固く・引きつる
外側を支える筋肉が弱くて  踏ん張れず外に倒れる
結果、足裏の外側・小指側に重心が偏る
膝・股関節にも悪影響 → 外反膝(がいはんしつ)、股関節の不安定性などへ発展


回外を整えるためのアプローチ
●さぼり筋を活性化(外側の安定強化)
短腓骨筋トレーニング
チューブで足首を外反(外側に開く)運動
サイドウォーク(ゴムバンドを膝や足首に巻いて横歩き)


中殿筋トレーニング
クラムシェル
ヒップアブダクション(横向き足上げ)
ステップアップ(片脚で段差を上がる)


●頑張り筋のリリース・ストレッチ(内側の緊張緩和)
後脛骨筋リリース
内くるぶしの後ろあたりをフォームローラーやボールでマッサージ
足裏マッサージ
テニスボールやゴルフボールで足底筋膜を優しくほぐす
特に土踏まずの内側が張ってる場合は丁寧に


●足首の可動性を高める
アンクルモビリティ(足首を上下・回旋させる動き)
ドアストレッチ(壁に手をついて膝をつま先の前まで出すストレッチ)
足首が外に倒れる(回外) 内側の緊張が強く、外側が弱い


頑張り筋(内側アーチ) リリース・ストレッチで緊張を緩和
さぼり筋(腓骨筋・中殿筋) 筋トレで活性化
靴・歩き方・姿勢の見直し 重心バランスの修正が大事
 
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