こんにちは健優館横須賀整体術の橋爪です
若い頃はワクワクしていたクリスマスも、年齢とともに「ただの平日」に感じていませんか。
でもその無関心、実は“体の余裕”が減っているサインかもしれません。
「何回で良くなりますか?」という質問について ~ゴール設定の考え方~
整体を受ける際に、多くのお客様からいただくのが「あと何回で良くなりますか?」という質問です。この背景には、「早く良くなりたい」「終わりが見えないのは不安」という心理があります。とても自然な気持ちですし、私たちもできるだけ分かりやすくお伝えしたいと考えています。
ただし、回数の目安は症状の重症・中症・軽症、そして急性か慢性かによって大きく変わります。例えば、ぎっくり腰や寝違えなどの急性症状で、痛みの出た原因や動作が明確な場合はゴール設定がしやすく、「日常生活に支障がない状態」を目標に回数の目安をお伝えできます。
一方、長年続く肩こりや腰痛などの慢性症状は、痛みの原因が一つではなく、姿勢や生活習慣、運動不足などが重なっていることが多くなります。
この場合、「痛みがゼロ」というゴールだけでなく、「楽な状態で仕事ができる」「朝の動き出しがつらくない」など、段階的なゴール設定が重要になります。
・軽症:動き始めの痛み、疲労による一時的な不調
→ 症状が明確で原因も限定的なため、ゴールを「痛みなく日常生活が送れる」に設定しやすく、回数の目安も立てやすいです。
・中症:慢性的な痛み、姿勢や動作のクセが関与
→ 「痛みを軽減し、再発しにくい体を作る」など段階的なゴール設定が必要になります。
・重症:長年の不調、しびれ・可動域制限・生活への支障→ 症状改善だけでなく「できなかった動作ができるようになる」など、長期的なゴール設定が重要です。
また、「なんとなく重い」「疲れやすい」といったあいまいな症状は、数値化や言語化が難しく、ゴール設定もしにくくなります。そのため当院では、お話を丁寧に伺いながら、動作や生活場面を基準にしたゴールを一緒に決めていきます。
回数はあくまで目安です。大切なのは「どこまで良くなりたいか」を共有し、その時々の体の変化を確認しながら進めていくこと。ゴールが明確になるほど、回復の道筋も見えやすくなります。
当院のホームページ
https://yokosukaseitai.com/
整体何回かかるの?
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